近づけば暴風雨!怪物!宇佐の大滝

山口県岩国市錦町宇佐の国道434号線の宇佐川本流に懸かる滝で、落差28メートルを2条に分かれて落下する豪快な滝です。

水量が豊富で轟音と共に激しい水飛沫を上げて流れ落ちる姿は迫力満点ですが、この滝は道路脇のガードレールから下を覗き込む形でしか見ることは出来ず、時期によっては草木が生い茂って全景を見ることは出来ません。

下には滝壺がり、そこから見ると流れ落ちる水が岩に弾かれて盛大に水飛沫を上げています。

この滝を見る際には駐車場はありません。少しの時間の見学であれば、宇佐の大滝と書かれている看板から少し下ったところに、浦石峡・宇佐の大滝の案内板が出ている一番広い車の待避所がありますので邪魔にならないように駐車して下さい。

ルートと冒険記

今回は寂地峡に行く際にいつも素通りしてしまう宇佐の大滝を滝壺から撮影することに挑戦する。

この滝は上から眺めることは出来るが全景を撮影することは出来ない。
情報によると、ロープを使って下に降りることで滝壺まで行けるとのこと。

早速近くのホームセンターに行き、ロープと軍手を購入。
お値段は合わせて2200円だ。

さぁ、 滝の冒険家として名を連ねるため、 宇佐の大滝に出発しよう!

どちらの方面から行くかによるが、宇佐の大滝に近くなると分かれ道が出てくる。ここを右に行く。

進んでいくと「宇佐の大滝 高さ28m」と書かれている看板を発見。

しかし、ここは狭い道路で駐車スペースはなく、待避所があるだけだ。 一度Uターン出来るところまで進み、来た道を戻ることにする。

戻っていくと少し下ったところに「浦石峡」「宇佐の大滝」と書かれている案内板があり、そこが一番広い待避所なのでここに車を駐車。

※本来は待避所なので別の場所に止めて下さい。車の通りは少ないので少時間であれば問題ないと思います。

どうやら天気には恵まれたようだ。

先程買ったロープと軍手を取り出し装備する。

確認のため上から滝を眺める。

いつ見ても豪快な滝だ。

ここから100mくらい下ったところに入口がある。

目印はこの朽ちている赤松。

ここから降りていく。険しいが道も確認できる。

どんどん降りていく。

途中から宇佐の大滝の確認もできる。この位置から見るのは初めてなので期待が高まってきた。

そしてまた降りていく。

そろそろロープが無いとキツくなってきたので下にある木にロープを結ぶことにした。

この木にロープを結んで、ロープを下に投げる。因みに結び方は「もやい結び」だ。

降りる前にこの木に「どうか御守護ください」と念じる。

さぁ、気合を入れて降りるぞ!

急斜面ではあるがあまり怖くはない。

無事に下まで降りることが出来た。

ロープの長さは20mだが3mくらい余った。

降りたらこんな景色が広がっている。

宇佐の大滝の方向に進んでいくと少しだけ滝が見える。岩で隠れて全体は見えない。

右には川があり、目の前には岩が遮っている。ここを乗り越えて先に進むしないようだ。

隣に岩が転がっていたので進めるか上って確認してみる。

「う~ん、これはちょっと無理じゃないかなぁ。」

とりあえず、前を遮っている岩を上って様子を見てみる。

「・・・うん、これは完全に無理だな。深すぎる!泳いで進めというのか!」

実はこの岩の先は道がなく、 左側は崖となっており、右側は水深が2・3m以上ありそうな淵が広がっているので先に進めない。

少し考え込む。

先程、岩に登って確認した際に左側に崖があったので、きっとそこから降りられるのだろうと思い、一度来た道を戻ることにする。

ロープを掴んで急斜面をよじ登る。

難なく登ることが出来た。

この木に結んだロープを回収し、木に感謝を告げる。

「ありがとう!」

少し登って、下に降りられそうなところがあったので近くの木にロープを結ぶことにする。

「キミにきめた!」

この左側の木にロープ結ぶことにした。

「しかし、この木細いなぁ。折れないだろうか。」

写真の右側の方が太いけど、少し結びづらい位置にある。

とりあえず体重をかけてテストしてみる。

大丈夫そうなのでロープを結んで大滝に向けて降りていく。

その前にこの木にも「御守護下さい」 と念じる 。

少し降りると崖になるので慎重に降りなければならい。

下側は川となっているので斜めに降りていく必要がある。

かなりの恐怖を感じながら、途中このロープが千切れたりしないか不安になり、慎重に慎重に降りていく。

「あああああああああぁぁぁ!!!!」

ついに足を滑らせて川の中に落ちてしまった!

幸い擦り傷と下半身が浸かってしまっただけで済んだ。

とりあえず・・・「死ななくてよかった!」

しかし、落ちた恐怖で震えが止まらない。

更に崖から落ちた際にガコンという音がしたのでカメラを確認すると、レンズの縁に傷が付いている。レンズ部分までは傷が入っていないので気にしないことにした。

気を取り直して大滝に進むぞ!

ここが降りて来た場所だ。

ロープが斜めになっているのは下側が川になっているので、帰られなくならないように石で固定している。

ここから既に滝が見えるので滝を目掛けて岩を乗り越えて進んでいく 。

長靴を履いているので水が入って重たい。ところどころ深いところがあり長靴に水が入る。

そして、ようやくここまで近づくことが出来た。 この時点で「怪物、宇佐の大滝」と呼ばれるのがよく分かる!轟音とともに水飛沫を上げる様はまさに怪物。

ここから滝壺まで離れているがここまで水飛沫が飛んでくる。

ここからはカメラを持って進めそうには無いので荷物を置いて進むことにした。

滝壺まで行くには、下半身が確実に濡れてしまうことを覚悟しなければならない。この川を通過するには水深が90cmくらいあり、臍辺りまでか、もしくはそれ以上浸かってしまう。

この時期の水は冷たい。

寒すぎて震えが止まらない 。

全身がガクガク震えだすが目的の滝は後数十メートルだ。

ようやく川を渡って陸に到着。

近くでみると大迫力だ!これ程まで迫力のある滝にここまで近づいたのは初めてだ。

両脇が絶壁に挟まれている為、岩肌にぶつかって飛んでくる水飛沫のせいで目を開けていられない。

まさに暴風雨、大嵐の中にいる気分だ。

風圧が強くてフラフラ状態になってしまう。

すぐさま荷物を置いている場所に戻った。

圧倒されてしまった。これが怪物!宇佐の大滝か。納得できる。

防水カメラでは無い限り、滝壺から撮影するのは困難のようだ。

とにかく近づいただけで全身びしょ濡れになってしまう。

今回写真に収められたのは半分だけで全景を撮影することは出来なかった。

再度挑戦したいと思う。

終わり。

最後に。

崖は降りてくるより登るほうが簡単でした。

帰るときには日が暮れてきて、このまま登れなかったらどうしようと不安でしたが、 寒さの限界が来て震えながら崖を登りました。

後、滝壺まで行くなら必ず登山用ロープ(ザイル)、ハーネス、スリング等を装備して下さい。

また、確実に濡れてしまいますのでタオル、着替えも必要になります。

宇佐の大滝

場所

〒740-0901 山口県岩国市錦町宇佐

撮影機材:EOS 90D EF-S18-135 IS USM レンズキット

撮影日:2020年‎3月3日

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